西山大豆について
投稿日:2016.03.22地域おこし協力隊山崎です。
3連休の3日間は、季節を感じるをテーマに執筆させて頂きました。
七二会の景色で綺麗だと思うのが、大豆畑。大豆畑といえば、西山大豆です。
小腹が空いたら「いり豆」を乾燥リンゴなどと頂いています。きな粉と牛乳で頂いてもいけてます。
「西山」地域とは
善光寺平の西方に位置する長野市七二会・信州新町・中条・小川村などの産地は古くから「西山」地域と呼ばれています。
西山の山間地は、水の便が悪く傾斜地であることから稲作ができず、麦を主食としている地域だったとのことです。
当時は、麦・豆の輪作が行われていました。
補足:輪作とは
同じ耕地に一定年限ごとに循環して、違った種類の作物を一定の順序に栽培することです。
西山で美味しい大豆が作られる理由
西山地域の土は、沖積土壌でリン酸、カリ、微量要素が含まれ、地力のある土地であったことから、大豆生産に向いており、麦類と豆類を輪作することで安定生産できました。
補足:沖積土とは
河川や海辺に堆積した土砂のこと。粘土分や有機質を多く含んだ沖積土は、保水性や保肥力に優れる反面、排水性に劣るとのことです。水田の土によく利用される用土です。
まとめ:まずは美味しく頂こう!
西山大豆は、香りの良さ・ほっこりとした甘味があります。西山大豆から作られた「お豆腐・お味噌・枝豆など」を美味しく頂くのが地域貢献だと都合よく思っています。(^^;)>
参考文献
小川道の駅の貼紙:西山大豆の歴史
沖積土(ちゅうせきど) | 写真でわかる園芸用語集|見て納得!かんたんガーデニング用語辞典
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