6月5日(日)に開催した全国植樹祭について

投稿日:2016.06.13
カテゴリ:【活動報告

地域おこし協力隊山崎です。

七二会地区では、森林活動にも力を入れています。

昨日も、6月10日(金)に続き陣場平にて作業をさせて頂きました。

今月は、毎日のように木と関わることが多いです。

茶臼山自然植物園での植樹祭

会場によって雰囲気が違って、茶臼山自然植物園は以下のような感じでした。

P1060602

植樹をさせて頂きました。

だいたい10株ほど植えさせて頂きました。

植樹したのは、クヌギ・ヤマザクラ・コハウチワカエデでした。

P1060605

10年後・20年後、どのように育つか楽しみです。場所も覚えているので定期的に見に行きます。

P1060604

山に興味をもとう

インターネットや本で調べたりもしますが、実際に山にでると全然違います。

本を見て「コナラ」を学んでも、本で学んだ感覚と実際に見て感じた感覚ではズレが多いです。

P1060606

そして、七二会ではクヌギは、よく見掛けるのに、コナラはあまり見掛けず、不思議に思います。

すると、クヌギとコナラは、生息する標高が違うことを習います。

大まかに説明をすると、クヌギは、古間標高500mぐらい。コナラは、平出標高700m程度ってな具合でしょうか。本当にザックリな理解なのでご自身で調べてください。

よって七二会でコナラを見ないのではなく、私が森林活動している標高ではあまり見ないだけでした。

素人だけが集まっても全然詳しくなれない

とある日のこと、イチイ・モミの木の違いがわからなく、この木は、どちらであるか悩んでいました。

 

モミの木。クリスマスツリーで有名です。

P1060608

ちなみにイチイ

P1060611

こんな感じです。

P1060610

これは、イチイ?

P1060607

答えは、メタセコイヤで外来種です。公園などでシンボルツリーとして植樹されています。

写真でみるとわからないですが、緑の色の鮮やかさも、ぜんぜん違っています。木の種類によって緑の濃さも違います。

まとめ:仕組みを作ろう

私の真の狙いは、山に興味を持つキッカケとなる環境や仕組みを作ることです。

山に興味を持てと言われると、自分なら山が嫌いになります。

心理学的に、強制は拒絶を生みます。

よって、自分なら、これを使って何か作ろうといいます。

手の形になりますね!これがコナラの木の枝です。

P1060612

何かを書こうか。

描いたあとに、「これは、カラマツなんだよ。」ってな具合です。

P1060613

身近なところから山に触れ興味を持つ、生きた教育が七二会に必要と感じています。

6月5日(日)に開催した全国植樹祭も、興味を持つなんらかのきっかけになればと期待しています。

次の記事


前の記事