神秘の蝶「アサギマダラ」観察会

投稿日:2015.09.18
カテゴリ:【お知らせ

今年も涼風と共に、神秘の蝶「アサギマダラ」が七二会の里に飛来しました。七二会では、アサギマダラが好んで吸蜜する「フジバカマ」を随所に植えてありますが、それらの場所に、今年も忘れずに飛来してくれました。

アサギマダラ蝶は、大きな蝶で翅を広げると10cm前後になります。黒と褐色の模様とステンドグラスを思わせる、透けるような薄い浅黄色(あさぎいろ)の斑模様の翅を持っています。胸にも特徴ある斑模様があり、これが名前の由来となっています。

アサギマダラを有名にしたのは、その飛翔距離が2,000km以上にもなることです。南の島から飛来した蝶が、夏に本州等の標高1,000m以上の高原地帯で産卵します。そして、新しい世代の蝶が、気温の低下と共に、南方へ移動します。南方への移動途中の蝶が、フジバカマの蜜を求めて、七二会でちょっと一休みします。特に、フジバカマの蜜に含まれる成分によって、雄として成熟し、繁殖が可能となることが知られています。

この蝶は、4ケ月程度の寿命と言われおり、「本州などの高原地帯」と「南の島」を季節によって長距離移動しています。南下も北上も、新生の蝶であり、渡りの時期、方角をどうして知ることが出来るのか。この蝶については、まだまだ未知な部分がたくさんあり、まさに「神秘の蝶」と言われる由縁です。

1.日 時

9月21日(月) AM10:00〜12:00

9月26日(土) AM10:00〜12:00

10月3日(土)AM10:00〜

※ 雨天の場合は、蝶が来ないので中止します。

2.場 所

七二会塩地区「フジバカマ西園」

※ 臨時駐車場を用意してあります。

3.注意事項

このフジバカマ園で、蝶のマーキングはご遠慮下さい。

4.PDFファイル

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