木の活用!出口を見てみよう「中信木材センター」
投稿日:2016.10.17七二会では林業に力を入れていて、地域おこしの活動も林業に関することが多いです。
七二会では、カラマツを中心に伐採させて頂いています。
現在、林業に関する勉強をしています。中信木材センターを10月13日に見学しましたので紹介しましょう。
中信木材センターでは全ての樹木を扱っていますが、量で言えばカラマツ38%・アカマツ36%・スギ12%・ヒノキ7%・広葉樹6%です。
このことからも、信州と言えばカラマツであると言えるでしょう。北信以外では、アカマツも材として多く扱われています。
材として使うには、カラマツの場合、4mの長さが必要です。写真だと短く細く見えますが、長くて太いです。
立米(㎥)あたりの単価は、11,500円ほどです。(時期などにより異なります。)
林業では、ほとんどが立米で計算されます。立米とは、1㎥です。木の重さから算出します。カラマツの場合は、1立米で1トンぐらいの重さになります。
ほとんどが重機での作業
膨大に広い敷地の中で、重機を中心に作業をします。人もこんなに小さく見えます。わかるかな?。
10トン以上のトラックが中心に使われています。10トンでも運べるのは10立米ですからね(^^;)
軽トラックだと、0.35立米しか運べません。
材は、機械によってA・B材などにわけれます。
A・B・C・D 材とは、木材を品質(主に曲がりなどの形状)や用途によって分類する際の通称です。基本的に、A 材は
製材、B 材は集成材や合板、C 材はチップに用いられる。D 材は搬出されない林地残材です。
機械によって自動的に選別されます。オペレーターによる判断もあります。
競り(せり)にかけられます
年に何度か競りにかけられます。競りにかけられた材は、製材所にわたることとなります。
七二会では林業に力を入れています。
林業に対する正しい知識を持つことで、林業のスタートラインに立つことができます。
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