ヒメボタル観察記 その2 「今年もありがとう!」
投稿日:2025.07.30<‟自称“管理人より>
先日(7月26日)、7月7日から観察を続けていた「ヒメボタル」の飛翔が確認できなくなったため、今シーズンの観察を終えました。
前号でお知らせしたように、今シーズンのヒメボタルは発生時期が1週間近く早かったことに加え、生息エリアは着実に拡大したこと、個体数が多かったからか、これまで8日間程度だった観賞期間(というのは人間の勝手ですが)が14日ほどもあったため、たくさんの地区内からの観察者や、カメラマンの方々に喜んでいただけたのではないでしょうか。
天候の大崩れがなかったことも大きな要因と思われます、来年にも期待しましょう。
県内外からも大勢の方々にお越しいただきました。大町市、上田市、松本市、また、新潟県、富山県、大阪府、埼玉県、愛知県、などからも、私の心もとない情報を聞きつけたらしく、日が暮れる前からロケハンティングをして準備を進めていました。
地区内からも、ご家族連れに多く訪れていただき、あちこちからヒメボタルの光に対する歓声が聞こえてきて、とてもうれしく思いました。
「観賞会」については、当初の予定(20日)を繰り上げたプレ観察会(16日)には14人の方に、当初の予定日には8人の方にご参加いただき、どちらの日も(若干光り出す時間が遅く、やきもきしましたが)想定を超える出現で、ピークは越えていましたが、参加者の目を楽しませてくれました。
成虫となりわずか一週間程度の命で、盛んに舞って、来年の新たな子孫の誕生を夢見て、その使命を終えて、陣場平はいつもの姿に戻りました。
たった7mm、米粒程度の体長で、人間の子どもだけでなく、大の大人をも夢中にさせてしまうヒメボタルの神秘に来年も出会えることを信じて観察記を閉じます。
シーズンの締めくくりに際し、カメラマンからお寄せいただいた写真をこのホームページ上で随時紹介します。
なお、撮影方法(インターバルor長時間露光)や、f値、ISO感度などの撮影データは割愛させていただきます、ご了承願います。
現地で楽しんでいただいた方、ガイドをしてくれた方、観察や撮影の方法を教えてくれた方、など地区内外の方のご協力により、期間中大過なく過ごせましたことに感謝いたします、ありがとうございました。
そして、 Special thanks to 小林さん(長野市)北澤さん(長野市)岸さん(大町市)
新潟市 小俣様
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