活性化委員会主催の「歴史講演会」が開催されました

投稿日:2018.02.24
カテゴリ:【活動報告

2月6日(火)七二会公民館に於いて、活性化委員会主催の「歴史講演会」が開催されました。

今までは、中世以降七二会を領したと云われている「春日氏」を中心に講演会等を開催して来ましたが、今回は、春日氏からちょっと離れて、七二会の近代(?)に目を向けてみました。

観世音保存会理事長の太田正彦氏から、瀬脇のお観音様で親しまれている「忠恩寺木造聖観音像」について、時代の変遷と併せてお話しいただきました。

特に、この観音様は平安朝の作とも云われ、国指定の重要文化財となっており、七二会地区の宝物といっても過言でありません。

続いて、七二会古文書同好会会員の小池満氏より、領主春日氏の鬼門除け大日尊と云われ織田信長に焼き払われたと伝えられている「大日山一貫寺のご本尊大日如来様へ寄贈された俳額」の解読についてお話しいただきました。

明治17年に奉納された俳額は、古文書と俳句の両方の知識がなければ解読できないものであり、昨年から1年間かけて、約600首の内70首の解読ができた報告と引き続き判読できるものについては解読を実施したいとのお話しがありました。

いずれも、七二会の歴史を語る上で大変貴重なお話しであり、地域に住んでいる私達にとって、もっと興味を示すことが必要かと思われました。

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