長野市七二会「木造聖観世音立像」の防災訓練が実施されました
投稿日:2017.01.25通称”お観音様”は一般財団法人 瀬脇観世音保存会(太田正彦理事長 長野市七二会瀬脇)の皆様により大切にお護りされ、毎年 文化財防火デー直近の日曜日に防災訓練が行われています。
今年は1月22日(日)観世音保存会を主体として中央消防署七二会分署・消防団七二会分団・瀬脇自主防災会,約60名の参加で実施されました。
異例の大雪(積雪30cm)のため、前日に観音保存会・自主防災会の役員が除雪を実施
駐車場が広いので乗用トラクター・小型除雪機を駆使
細部はやはり人力作業で仕上げ
国指定の重要文化財「木造聖観世音立像」は耐火構造の収蔵庫に鎮座され、周辺は庭園として整備、綺麗に手入れがされています。
要領に従って手順どおり訓練が進められます ① 火点より白煙が上がります
②消火器による初期消火訓練
③ 119番 通報訓練 “概ね良好”との無線連絡がありました
④ お観音様(レプリカ)の搬出訓練
⑤ 放水訓練
七二会分署の消防車及び消防団七二会分団の防火水槽から可搬動力ポンプによる放水、見事なアーチを描きながら勢いよく放水されました
⑥ 訓練修了式 七二会分署長より講評
ABC消火器(A:普通火災・B:油火災・C:電気火災)になぞらえて”「A:当たり前のことを」、「B:馬鹿にしないで」、「C:ちゃんとやる」ことが肝要”
とのお話をいただきました。
地域関係者一同、今回の訓練を通じ、今一度 心を引き締めて防災に当たることを誓い合いました。
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