林業技術の習得方法について「趣味の林業講座」編
投稿日:2016.07.31地域おこし協力隊山崎です。
七二会では林業に力を入れています。とはいえ、いきなり素人が木を切り倒すには勇気がいるだけではなく、場合によっては怪我や死亡事故にもつながります。
どうすれば安全に実施できるか気になる方もいるでしょう。
そこで、今回は学んだ経験をもとに「趣味の林業講座」についてお伝えしましょう。
今年度の募集は終了しています。興味がある方は来年度にご参加ください。
趣味の林業講座について
名称:趣味の林業講座
(※定員に達したため、平成28年度の募集は終了しました)日程:合計5日間
※6月~10月の日曜日参加費:2,571円(テキスト代)
実施場所:長野市飯綱ループ橋付近
詳細は、長野市ホームページを参照ください。
『平成28年度 趣味の林業講座の参加者を募集します (※定員に達したため、平成28年度の募集は終了しました)』
平成27年度の様子について
平成28年度と変わっているかもしれませんが、ご参考情報として掲載します。
1日目 チェンソーの基礎知識
ここでは座学中心に学びました。とはいえ、チェーンを付けたりするだけでも一苦労です。
どんなメーカーがあるかも知ることができるので自分にあった1台を選ぶといいでしょう。
今でも愛機MS 201 C-Mが一番だと思っています。
詳しくは、『レビュー 林業入門者にも最適!STIHL MS 201 C-M PCまなぶ』を参照ください。
2日目チェーンソー実習
2日目は、基本的な樹木についても学ぶことができます。ここでも『ウリハダカエデ』を習っていました。
そして、チェーンソー実習です。受け口を作っています。
3日目市有林での間伐
2日目は練習でしたが、3日目には伐倒します。
4日目間伐材の搬出
チルホールを使って、目的の場所に倒す練習もしました。動滑車を使うことで引く力が2倍になります。
倒れるところ。
搬出しているところ
5日目木材利用実習
薪を作ったり、椅子を作ったりしました。
製材する機械もあり使わせて頂きました。
車につんで持ち帰りました。大切に使わせて頂いています。
まとめ:趣味とはいえ本格的
名前は、「趣味の林業講座」ですが、かなり実践的です。ご自分で、作業をしたい人は学んでおくと良いでしょう。
七二会地区では、山林所有者や区長でつくる「七二会森林整備クラブ」が、林業の再興を目指して、里山の保全活動を実施しています。
7月27日にも陣馬平にて5本の木(カラマツ)を伐倒させて頂きました。30分ぐらいで終了。
林業に対する正しい知識を持っていると心強いですね。
尚、写真に掲載させて頂いているのは、石鍋隊員です(※製材を除く)。撮影に協力して頂きありがとうございます。
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