【測量編】七二会の私有林の間伐を実施しました
投稿日:2017.05.215月15日(月)に、七二会の私有林の間伐をしました。
山主も大変喜んでくださって、苦労して実施した甲斐がありました。
写真は、最後の1本を伐倒させて頂いているところです。
間伐する前に1haあたり何本の木を伐倒すべきか調べる
間伐するときは、3割間伐が良いとされています。10本あたり3本程度を伐倒する計算です。
1ha(ヘクタール)とは、100m×100m=10,000㎡のことです。
坪数で言えば300坪です。
基準とした木から100㎡を調べる
1ha全ての木を調べると大変です。そこで1/100にあたる100㎡だけ調べます。
そのために基準とした木を選んで、5.64mの半径内に何本の木があるかを調べます。
すると100㎡に何本の木があるかを調べることができます。
※5.64m×5.64m×3.14≒100㎡となるため
この100倍の数値が1haあたりの本数とします。
基準とする木から何本あるか調べます。
竿の範囲内だと、100㎡以内に木があると判断します。
竿の先端が触れるか触れないかで判断します。
20本だったら100㎡で6本伐倒すれば良いことになります。1ヘクタールならなら600本。0.5ヘクタールなら300本と計算できます。
木の直径を計ります。胸高直径を計ります。地上から1.2mが基準です。
2cm単位で計測します。
専用の機械で木高も調べます。レーザーで計測する場合もあります。
計測したあと、いよいよ間伐作業です。
4人で実施したため、測量も含めて1日で終わることができました。
間伐した丸太は、農家民泊の薪割体験でも大活躍しました。
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