今年も「モリアオガエル」の卵塊を確認

投稿日:2017.06.27
カテゴリ:【紹介
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県版レッドリストの準絶滅危惧種に指定されている「モリアオガエル」の産卵期を向かえ、今年も陣場平山の坪根区有林内の「長者池」で卵塊が見つかりました。

今年は、例年に比べて平均気温が低かったので産卵期も遅くなるかと思い、6月18日(昨年より8日遅い)に現地へ行きました。しかし、最初の卵塊は既に孵化した後のようでした(水中にオタマジャクシが多数)が、新しい卵塊が多数見られました。
モリアオガエルは、水面上の葉や枝先などに作った泡の中に卵を産み、ソフトボールほどの大きさの卵塊が葉っぱに絡み付いた状態で多数確認できました。

今年は、梅雨に入ってから雨が少なかった為、長者池の水量が不足しており、カエルの生育に悪い影響が……と心配されます。モリアオガエルは、夜行性なのでカエルは見る事が出来ませんでしたが、自然豊かな陣場平山で、これからもたくさん繁殖してほしいものです。

 

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