森林・林業セミナーグループ発表!子供達へ森林活用の伝達
投稿日:2016.12.25地域おこし協力隊山崎です。
林業技術を習得すべく森林・林業セミナーを受講しました。
12月14日~12月15日に「子供達へ森林活用の伝達」をテーマに山の手入れを実施し、発表を12月16日にさせて頂きました。
グループのメンバーは、私も含めて7人です。
私以外は、現場にて働いている林業のプロの方々です。
プレゼンや説明は、もともと本職だったため、班長としてプレゼン資料を作成し、発表させて頂きました。
資料は、夜なべして作りました。10枚のスライドについて説明します。
表紙
まずは、表紙です。
今回は、宿泊している施設の壁を撮影して、字も読みやすいようにウォッシュアウトしています。必要であれば、自分でイラストを描きます。
時間がなければ、白地にします。
目次
以下のことを伝えました。
1.林業の流れ:循環の大切さ(A~C)
私が、子供達に伝えたいことは、『長野高校SGHに伝えたこと』と同じで循環の大切さです。
小学生でもわかるように3つに絞りました。
A:植樹
52年ぶりに開催した植樹祭ですが、こんな感じで植樹しました。
いま、山にある木は、20年~70年ほど経過しているものが、ほとんどです。そこで間伐を実施します。
B:間伐
間伐をしないと、どんどん森が暗くなり、人が入れなくなり、獣の森となってしまいます。
また、木が育たなくなって、出荷できなくなってしまいます。
C:出荷
出荷がなければ、どうでしょうか。どんどん地域が森に囲まれて景観が悪くなってしまいます。
50年~70年育てた先祖の思いを、断ち切ることになってしまいます。
そこで出荷をすることが大切です。
2.ここが見どころ
今回は、二日間をかけて以下のものを作りました。
3.知って欲しい林業技術
知って欲しい林業技術は、以下の通りです。
4.作業前、作業後
作業前と作業後のようです。小さな斜面が楽しい広場へと生まれ変わりました。
5.森林で楽しもう
長野県は、山に囲まれて恵まれた環境にいるにもかかわらず、山で楽しむことが少なくなっています。
ちょっとした山も手入れをすることで楽しい場所へと変わります。
また、山の材を有効活用することも大切です。
右上は、山の材を有効に活用すべくクラフト工房を実施したものです。
ナイフは、危険だから辞めるのではなく、子供の時から正しい使い方を学び活用することで大人になっても有効に使うことができるでしょう。
私が作成・発表した資料は、いかがでしたでしょうか。
本日開催する「ふれあい市」のクラフト工房にもつながるものですね!
お時間のある方は、ぜひ「ふれあい市」にお越しください。
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