【速報】新屋・ふれあい会~マーキング体験~

投稿日:2017.09.24
カテゴリ:【活動報告

地域おこし協力隊山崎です。

9月23日(土)午前9時から七二会商工会館・新屋にてふれあい会~マーキング体験が開催されました。

当日の様子を紹介いたします。

 

七二会商工会館にて学習講演

学習講演として「神秘の蝶アサギマダラの生態について」長野市立共和小学校教諭の大代孝浩先生から説明がありました。

ほんの一部を紹介します。

アサギマダラが幼虫の時に草食とするのが、イケマやキジョランです。
イケマ(ガガイモ科イケマ属)
キジョラン(ガガイモ科キジョラン属)
そのため、イケマ・キジョランに卵を産みます。おそらく陣場平のどこかで卵を産んでいるんですね。

 

蛹(さなぎ)の様子

蝶へと羽化(う化)したあとは、7月末~8月お盆にかけてヒヨドリバナがあるところにいます。

陣場平もその一つですね。

ヒヨドリバナは、人間と共存関係になっており手入れをした1000m程度の山に多く咲いています。

同様にヒヨドリバナをエサとするアサギマダラも人間と共存関係になっています。

本日のマーキング体験の説明がありました。

 

新屋フジバカマ苑にてマーキング体験

新屋フジバカマ苑に移動しました。

まずは大代先生による実演です。

夢中になってアサギマダラを採取しました。

優しくマーキングをして逃がしました。

お満悦な様子です。

丁寧にマーキングしています。その後、優しく逃がしました。

 

本日は、大町からの飛来が多く見受けられました。ちなみにNP(のっぺ)は、大町市平簗場のっぺ山荘の略です。

 

美味しいイチジク・お茶を頂きながらマーキング体験会を楽しみました。

 

マーキングによって、様々なことがわかります。

東北(山形県・福島県)から長野県に移動したアサギマダラ2015

 

今回は、塩フジバカマ園がきっかけで大代孝浩先生との出会いがあり催されることになりました。

また、塩フジバカマ園から住民がアサギマダラに興味を持ち、その結果、陣場平にアサギマダラにいることもわかってきました。

 

個人的には、陣場平でアサギマダラが産卵するところから羽化するところまで見てみたいとも思えてきました。

 

 

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